最近、「朝起きた瞬間に腰が動かなくなった」「物を持ち上げた拍子に激痛が走った」といったぎっくり腰の患者さまが急増しています。特に季節の変わり目や寒さが厳しくなる時期は注意が必要です。ぎっくり腰は突然起こるイメージがありますが、実は日常生活の中で少しずつ蓄積した負担が限界を超えた結果として発症するケースがほとんどです。
主な原因は、筋肉の疲労・血行不良・姿勢の乱れです。デスクワークやスマートフォン操作による前かがみ姿勢、運動不足による筋力低下、長時間同じ姿勢で過ごす習慣などが腰への負担を増やします。さらに寒さによって筋肉が硬くなると、ちょっとした動作でも腰に強い負荷がかかり、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。
発症直後にやってしまいがちな間違いが、無理に動かす・自己流で揉む・我慢することです。痛みが強い時期に無理をすると、炎症が悪化し回復が遅れる原因になります。痛みが出た直後は、まず安静を保ち、痛みが強い場合は冷やすことで炎症を抑えることが大切です。ただし、長期間動かさないのも逆効果になるため、状態に応じた適切なケアが必要になります。
ぎっくり腰の回復を早め、再発を防ぐためには、早期の専門的な施術が重要です。接骨院では、腰だけでなく骨盤や股関節、背骨のバランスを確認し、原因となっている筋肉や関節にアプローチします。痛みが落ち着いた後は、再発予防のためのストレッチや姿勢指導を行い、根本改善を目指します。
ぎっくり腰は「癖になる」と言われることも多く、放置すると再発を繰り返しやすくなります。少しでも違和感を感じたら、早めの対処が大切です。当院では一人ひとりの状態に合わせた施術で、早期回復と再発予防をサポートしています。突然の腰の痛みでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。