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スポーツでのケガ予防ストレッチ

スポーツを楽しむうえで、避けたいのが「ケガ」。特に、筋肉や関節の柔軟性が低下していると、思わぬ動きで肉離れや捻挫などを起こすことがあります。こうしたトラブルを防ぐために欠かせないのが「ストレッチ」です。今回は、ケガ予防のために意識したいストレッチのポイントを紹介します。

まず大切なのは、「ストレッチのタイミング」です。運動前には“動的ストレッチ”を行い、体を温めながら筋肉を動かしていきましょう。例えば、肩回しや股関節の回旋、軽いジャンプなど、動きをつけながら行うことで血流が促進され、筋肉がスムーズに働く準備が整います。逆に、いきなり体を強く伸ばす静的ストレッチを行うと、筋肉を固くしてしまうこともあるので注意が必要です。

一方で、運動後は“静的ストレッチ”がおすすめです。使った筋肉をゆっくり伸ばし、疲労を回復させる効果があります。特に太もも・ふくらはぎ・肩周りなど、負担がかかりやすい部分を重点的に伸ばすと良いでしょう。呼吸を止めず、15〜30秒ほどゆっくり伸ばすのがポイントです。

また、ストレッチは「継続」が大切です。1日5分でも毎日行うことで、筋肉の柔軟性が高まり、ケガのリスクを大幅に減らすことができます。鍼灸やマッサージと併用することで、さらに筋肉のバランスを整えやすくなります。

当院では、スポーツをされる方の体の状態に合わせたストレッチ指導やコンディショニングサポートも行っています。ケガを防ぎながらパフォーマンスを高めたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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